日本ハムの高卒４年目右腕・柳川大晟投手が、リリーフへ配置転換となった。

　オフに先発希望を明かし、球団にも直訴。今キャンプでは先発に挑戦していた。１６日の練習試合・楽天戦（名護）に先発し、２回を１安打無失点に抑えたが、その翌日に首脳陣から告げられたという。

　柳川は「ちょっと早いなと思ったんですけど、自分は決められないことなので、言われたところでしっかりやりたいと思います。１試合しか先発していない。『なんで』って感じでした。もうちょっと見て欲しかった」と率直な思いも語った。

　それでも、もう前を向いている。昨季は主にリリーフで２１試合に登板。一時は抑えも務め８セーブを挙げた。昨季の経験もあり「自分の球が投げられたら、ある程度の結果は残せると思っている。後ろをやるんだったら抑えが一番いいと思ってるんで、そこを目指していきたい」と守護神の座奪取を目標に掲げた。

　今季へ向けては切り替えているが、先発への思いは捨てていない。「先発できるのにしないのはもったいないと思うので、そこはあります」と語った２１歳。まずはリリーフで自身の力を証明していく。

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