
◆紅白戦 紅組4―1白組=特別ルール=(17日・南郷スタジアム)
オリックスから西武に移籍したレアンドロ・セデーニョ内野手(26)が17日、紅白戦で“今季チーム1号”を放ち自慢のパワーを見せつけた。
打球はぐんぐん伸び、着弾前から歓声が上がった。この日が初実戦。第1打席で右前に移籍後初安打を記録し、迎えた第2打席はカウント1―1から振り抜いた打球は左翼席の防球ネットに直撃する特大アーチ。3打席目も左前に運び、3打数3安打1打点の大暴れだ。「結果じゃなくていいコンタクトを心がけることが最も大事。ああいう結果になってよかった」と笑みがこぼれた。
元チームメートからの贈り物を力に変えた。16日の練習では親交が深かったオリックス・マチャドからプレゼントされた「必勝はちまき」を着用。「最初はなんて書いてあるか分からなかったが、通訳に意味を教わったときにモチベーションが上がったのは感じた」と気合を注入して臨んだ新天地初戦だった。(大中 彩未)