大谷級メンタル「自分の進むべき道をしっかり持っている」日本ハム稲葉2軍監督、二刀流ドラ1のブルペン絶賛

スポーツ報知

2025.2.18(火) 06:00

ブルペン入りした柴田は初めて捕手を座らせて投球を披露した(カメラ・山口 泰史)

 日本ハムのドラフト1位で二刀流の柴田獅子投手(18)=福岡大大濠=が17日、2軍の国頭キャンプでブルペン入り。初めて捕手を座らせて投球した。立ち投げで10球、捕手を座らせ20球のピッチング。二刀流としての本格始動に稲葉篤紀2軍監督(52)は、日本ハム時代に共にプレーしたドジャース・大谷翔平投手(30)との共通点を指摘。金子千尋2軍投手コーチ(41)も絶賛した。

 2段モーションからグラブを視線より上に掲げ、柴田はしなやかに右腕を振った。傾斜を確認するための立ち投げは1度あったが、初めて捕手を座らせて投げる事実上の初ブルペン。立ち投げで10球、捕手を座らせ20球を投げ「今日は軽くというか調整する段階だったので、そこそこよかった。7、8割ぐらいで投げてました。80点ぐらい」と振り返った。

 見守った2軍首脳陣からは上々の評価を得た。稲葉2軍監督は「思った以上に手元の強さ、伸びがある」。真っすぐは計測機器で「140ちょいぐらい」(金子2軍投手コーチ)だったが、稲葉2軍監督は「もっと速く感じた。144、5ぐらいに」と評価。金子コーチは「今までにないプロ野球選手が生まれるんじゃないかなっていう楽しみがある」とその可能性を表現した。

 この日はドラ1の初ブルペンとあって、球団スタッフや報道陣も集結。“本家”大谷翔平との共通点を聞かれた稲葉2軍監督は「見てる人がたくさんいたと思うんですけど、冷静に自分のやるべきことをやる。翔平も周りをあんまり気にしてない感じでしたしね。自分の進むべき道をしっかり持っている」と分析した。

 打者としては15日の紅白戦(名護)で実戦デビューし、強い印象を残した。次は20日の2軍練習試合・阪神戦(名護)に1打席出場予定で、今後も野手としては実戦を増やしていく方針だ。投手としては慎重を期し、ようやくたどりついた初ブルペン。投手での実戦には「もちろん早く投げたい。でもけがすると思うので、今の段階では。できるだけ早くフォームをまとめて、パフォーマンスを発揮したい」と語った柴田。投手としての出力も徐々に上げながら、二刀流を本格化させていく。(山口 泰史)

 ◆柴田獅子アラカルト

▽名前 柴田 獅子(しばた・れお)

▽サイズ&投打 187センチ87キロ、右投左打

▽生まれ 2006年4月18日、福岡・飯塚市

▽球歴 庄内小2年から庄内ジャガーズで野球を始め、庄内中ではフレッシュリーグ・飯塚レパーズに所属。福岡大大濠では1年夏からベンチ入りし2年秋からエース。甲子園出場はなし。高校通算19発&最速149キロ

▽名前の由来 西武ファンの祖父の影響。プロでの愛称も「レオ」を希望

▽趣味 お風呂&サウナ。地元福岡の「ふくの湯」がお気に入り。キャンプ中も交代浴とサウナでリカバリーに努めている

▽研究熱心 投手としては頭をフル回転させながら投げるタイプで、この日のブルペンでのチェックポイントは「数え切れない。始まったばかりなので何百個ぐらい」。トップレベルの投手のフォームを、アレンジして自分に落とし込むという。この日投げたカーブも山本由伸を参考に、高校時代よりも遅いものに改良中

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