
日本ハムの伊藤大海投手(27)が2日、名護キャンプ初のブルペン入り。22球を投げ、習得中の新球「キックチェンジ」も試投した。受けた進藤も「見たことない」と驚いた新球の精度を上げ、新たな武器に磨き上げる。
11球目がシンカー気味に鋭く沈んだ。「4、5球投げて1球だけ」という納得の1球が、キックチェンジの可能性を示した。本人が「3時方向」と表現する横回転。進藤は「そもそも回転が見たことなかった」と目を丸くした。
22球を投げた後、出力を落とした状態でキックチェンジを5球おかわり。現状は変化方向が定まらず「一番苦戦してるかもしれない」と苦笑しながらも「あの変化が僕は欲しい」と妥協せず、完全習得を目指す。
当初は登板する本拠地開幕に合わせ、火曜ブルペンの予定だったが開幕前最後の実戦を日曜日に設定したことで、日曜ブルペンに変更。新球に力を入れながら準備を進めていく。(山口 泰史)
関連ニュース
・【日本ハム】山口アタルが日本文化を初体験「鬼は外?」
・日本ハム・新庄監督、充実の投手陣に「オーラ」感じた…新加入の福谷には「ズボンでかくね。ダボダボじゃない」
・【日本ハム】4年連続で「新庄ランチ」が 報道陣へ 初日は「ほかほか弁当」
・【日本ハム】ユーティリティー郡司裕也は捕手でキャンプスタート
・【日本ハム】新庄剛志監督、恒例の電動キックボードで球場入り…名護キャンプ