
日本ハムの田宮裕涼(ゆあ)捕手(24)が31日、沖縄・名護でキャンプインを前に“乃木坂46パワー”を注入した。自身の背番号「64」と乃木坂46のロゴをモチーフにした刺しゅうが施された、乃木坂カラー紫色のリュックサックやランニングシューズを披露した。
今季からブランドアンバサダー契約を結ぶミズノ社に依頼し、乃木坂46をモチーフにした自身のロゴを作製した。「(デザイナーに)リクエストした。思った以上のものがきた」と想像以上の出来映えに笑顔があふれた。まだ手元には届いていないがキャッチャーミットにもオリジナル刺しゅうが施される予定だ。
昨年10月に手術を受けた右肘の状態は「8割、9割投げられるのでキャンプでマックスに持っていけるように」と語った。昨季チーム最多の81試合で先発マスクを託された若き正捕手候補が、大好きな乃木坂と共にさらなる飛躍を誓った。
◆田宮 裕涼(たみや・ゆあ)2000年6月13日、千葉県出身。小学1年の時、山武ブリスキーボーイズで野球を始め、山武中では佐倉シニアに所属し、3年時に全国制覇。成田高で1年秋から正捕手。甲子園出場なし。18年ドラフト6位で日本ハム入り。「ゆあキャノン」と呼ばれる強肩に、50メートル6秒0の俊足も武器。昨季は自己最多の109試合に出場し打率2割7分7厘。球宴にも選出。175センチ、79キロ。右投左打。年俸3000万円(推定)。
〇…新加入の古林が入団会見。昨季の台湾MVP右腕は「ステップを踏んで、大きい舞台へと進んで行けたら」と謙虚に語った。昨年末には12日間の兵役もあり、その際に短く刈り込んだ髪は短いままで精かんな印象を残した24歳。右脇腹を痛めているがキャンプは1軍スタート。「以前から明確な数字を目標として設けることはしてこなかったので、今年も明確な数字は(ない)。最初の目標としてはチームのためになって、それが優勝につながることが一番」と意気込んでいた。
関連ニュース
・「できたら」日本ハム・新庄監督、理想の野球観明かす キャンプでポジション争奪戦ゴング
・【日本ハム】プロ4年目の達孝太が2ケタ勝利達成の誓い…開幕ローテ入りへのし烈なバトルへ向け米国製ストレッチ器具も駆使
・【日本ハム】新庄剛志監督がレギュラー白紙宣言も シーズンは固定が理想「143試合8人で回したい」
・【日本ハム】“火球男”古林睿煬が入団会見も右脇腹を痛めリハビリスタート「そんなに大事にはならないと…」
・侍ジャパンにも初選出の日本ハム5年目・五十幡亮汰…自慢の俊足にパワー加わり飛躍の1年に