目には光るものが…… 延長12回に飛び出した2025新人王の初サヨナラ打

パ・リーグ インサイト

2025.12.5(金) 17:00

千葉ロッテマリーンズ・西川史礁選手 ©パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・西川史礁選手 ©パーソル パ・リーグTV

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 12月5日(金)のきょうは、今季の新人王に輝いた千葉ロッテ・西川史礁選手が打ったプロ初サヨナラ打を振り返ります。

16打数ノーヒットと苦しんだ先に生まれた二塁打

 5月18日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ対北海道日本ハム7回戦。ボス投手と達孝太投手の両先発が好投し、試合は8回まで無得点。しかし、9回表に北海道日本ハムが清宮幸太郎選手の適時二塁打で先制すると、その裏に千葉ロッテ・ソト選手の同点ソロが飛び出し、延長戦に突入します。

 1対1のまま迎えた延長12回裏。千葉ロッテはポランコ選手の安打、岡大海選手の犠打、寺地隆成選手の敬遠四球で1死1、2塁のチャンス。ここで代打に起用されたのが、ルーキーの西川選手でした。

 開幕スタメンを勝ち取り、好スタートを切った西川選手ですが、4月4日から安打が止まり、12日にファームに降格。4月29日に再昇格を果たすも、5月4日から16打数ノーヒットという状況で迎えた打席でした。

 このサヨナラのチャンスで、西川選手は初球からバットを振り抜きます。すると、打球は右中間を真っ二つ。一塁ベンチ、そしてマリーンズファンが勝利を確信し、スタジアムが興奮のるつぼと化すなか、2塁走者の小川龍成選手がホームイン。チームメイトにもみくちゃにされるヒーローの目には光るものが……。

 西川選手らしい積極的なバッティングで、試合を劇的に決着させました。

 来週12月8日(月)は、北海道日本ハム・宮西尚生投手の通算900試合登板をお届けします。

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