
西武・西口文也監督(53)は28日、今秋のドラフトで指名した13選手の来春キャンプ振り分けについて、「とりあえず3位まではA班(1軍)で連れて行く」と明言した。また、ドラ2左腕・岩城颯空(はくあ)投手(22)=中大=については「あるかも知れない」と守護神争いを期待した。
岩城は直球を武器に中大では主に中継ぎで活躍。指揮官は「(起用法は)リリーフ」と明言する一方、「キャンプで見てみて本当に良かったら」とクローザーの可能性も排除しない。
既にドラフト当日に「1軍春季キャンプに連れて行きます」と宣言したドラ1・小島(明大)の他、岩城とドラ3・秋山(中京大)も宮崎・南郷キャンプに同行させる。「未知数だから信用度はないよ。試合に出てどれだけ上げていくか」。手本は昨秋ドラ2で、打線の軸となった渡部聖だ。振り分けの最終決定は1月中旬。1軍キャンプ、開幕1軍切符をつかむルーキーは出てくるか。(大中 彩未)
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