
楽天は26日、仙台市内の球団事務所で仕事納めを迎え、森井誠之球団社長(51)が社員へあいさつした。今季は昨季(164万2371人)を上回る、170万7349人の観客動員数を記録。「ファンの皆さまの多大なご支援、日々の業務に献身的に取り組んでくれた職員全員の努力」と感謝を口にした。また球団創立20年目で初めて、同一シーズンに東北6県で1軍公式戦を開催した。
チームは終盤までCS圏内の3位争いを繰り広げたが、4年連続となる4位で終了。しかし村林一輝内野手(28)が最多安打のタイトルを獲得し、ルーキーの宗山塁内野手(22)がベストナインに選ばれるなど、来季以降につながる働きもあった。オフには日米通算165勝右腕の前田健太投手(37)、FAでDeNAから伊藤光捕手(36)を獲得して着実に戦力を補強。「惜しくもAクラス入りを逃しましたが、ベテランと若手、新たな戦力が融合し、さらなる高みを目指せるチームへと着実に成長していると確信しています」と、来季2年目の指揮を執る三木肇監督(48)に期待し、「来シーズンこそはファンの皆さまに最高の喜びをお届けできるよう、チーム一丸となって日本一を目指しましょう」と言葉をつなげた。
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