
西武からポスティングシステムを利用し、メジャー移籍を目指している今井達也投手(27)について、ニューヨークの地元メディア「SNY」は23日(日本時間24日)、最有力候補とされるヤンキースの今井獲得に、懐疑的な見方が出てきたと伝えた。
同メディアによれば、米放送局「YESネットワーク」のジャック・カリー記者が出演した番組内で、ヤンキースと今井について「私が感じ取っている雰囲気では、つながりが存在しない」と指摘。23年オフに、オリックスからドジャースに移籍した山本由伸投手を獲得しようとした際に見せたアプローチとは異なるといい、「今井に対して、ヤンキースがこれまでに積極的で、強い熱量を持って追っていると思えない。今井獲得の最有力候補だとは思わないし、彼がヤンキースと契約するとも思えない」と発言したという。
今月19日(同20日)には、米ニューヨークポスト・スポーツがブーン監督のインタビュー動画を公開しており、「今井とは面談したのか、もしくはその予定は」と問われ、指揮官は「面談はしていない。今後もわからない」と語っていた。
今井の交渉期限は米東部時間の2026年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)までとなっている。
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