
オリックス・中川圭太内野手が23日、奈良・生駒市内にある、犬の保護・譲渡施設「ピースワンコ・ジャパン生駒譲渡センター」を訪問した。今シーズンから1安打につき1万円を、寄付する活動を開始。今季は123安打を記録したため、123万円の寄付を行った。「実際に触れ合ってみて、いい子たちばかりなのでやってよかったなと思いました」とやりがいを感じていた。
中川は実家でパグを2匹、自宅ではマルプー(マルチーズとトイプードルのミックス)とトイプードルの2匹を飼っているほどの愛犬家。「デーゲーム、ナイター関係なく散歩に行ったり、家のなかではおもちゃで遊んだりして過ごしています」と愛犬の存在は大きい。
この日は施設の見学をした後に、おやつを与えながら保護犬たちと触れ合った。「かんだり怖いイメージをみなさん持たれれていると思うんですけど全くそんなことはなくて。警戒心はあるけれど、繊細で優しくてかわいい子たちがたくさんいるなと思った」。プロジェクトリーダーの安倍誠さんは「中川選手のような影響力のある方が、保護犬や殺処分の問題に取り組んでいただけることで啓発できる」と中川の取り組みに感謝した。
安打を積み重ねるたびに、救われる命がある。「この活動をして、命をつないでいけたら」と来季も自身のバットで貢献していく。
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