
オリックス・太田椋内野手(24)が12日、球団に「おかず増量」を要望した。大阪・舞洲で契約交渉に臨み、3800万円増の年俸7000万円で更改(金額は推定)。プロ8年目を前に訴えたのは、本拠地・京セラDの食卓の「彩り」を増やすことだった。
「ナイター終わりの食事を、もうちょっとおかずを増やしてくださいとお願いしました。あまり(種類が)なくて、ちょっと欲しいなって…(笑)」。試合後は、なるべく球場で食事を済ませたい派の太田。「試合前はめっちゃある。だから、それくらい出してほしい。もうちょっといっぱい食べられるように」と懇願し、球団からは前向きな返事があったという。
食べ盛りの24歳は、野球選手としての成績も右肩上がり。今季は正二塁手として初めて規定打席に到達し、113試合でリーグ4位の打率2割8分3厘、ともに自己最多の10本塁打と52打点をマークした。昇給分で打撃投手を務める父・暁さん(54)への誕生日プレゼントを約束しつつ「父親ももっと(状態を)上げていかないと、キャンプに向けて(笑)」と、1月は愛媛で“合同”自主トレすることを計画。背番号が31から1に変わる来季は「圧倒的な成績を残せるように」と、OPS(出塁率+長打率)8割以上を目標に定めた。(南部 俊太)
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