
日本ハムの清宮幸太郎内野手(26)が4日、北海道・北広島市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から5000万円増となる年俸1億3000万円でサインした。17年のドラフト会議で巨人など7球団競合の末、1位で入団。来季9年目を迎えての大台突破に、「やっとか…っていう。遅かったなというところ。一つのステータスではあるので、うれしいですけど、まだまだここから」。21年には1軍出場なしなど、どん底を味わった甲子園のスターは着実に階段を上っている。
今季はチーム最多の138試合に出場し、打率2割7分2厘、リーグ2位の143安打をマーク。「1年間出続けられたのはよかったけど、ホームラン数が物足りない。モーレ(レイエス)が32本打ったので、僕も30本打てれば」と、今季12本からの大幅増を掲げた。
この日は母親の誕生日。「プレゼントは買ってあるので」と、毎年贈るプレゼントは準備済み。昨年はニット帽とマフラーを贈るなど親孝行も忘れない。
来季からは選手会長に就任する。「プレーでも普段でもファイターズの顔って言ってもらえるような行動をしていきたい」。名実ともに新庄ハムの顔になる。(川上 晴輝)
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