
オリックス・岩崎翔投手が4日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、3700万円増の年俸6500万円でサインした(金額は推定)。5月に金銭トレードで移籍し、今季は前所属の中日時代から引き継いだ2年契約(年俸変動制)の初年度。「しっかり評価していただいた。(22年に)トミー・ジョン手術をしてから大幅ダウンでずっと過ごしてきたので、それに近い金額まで戻せたのはすごくうれしい」と充実感を漂わせた。
今季はシーズン途中の加入ながら、37試合で4勝1敗16ホールド、防御率2・12。8月7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)では自己最速160キロを記録するなど、ブルペンの救世主として輝きを放った。36歳ながら、進化を続ける右腕。「すごく充実した日々を過ごせた。本当に野球人生がいい方向に変われたと思うので、本当にありがたい移籍だった。『翔がきてくれなかったら…』って言葉をいただいてすごくうれしかったし、また来年さらに頑張りたい」と振り返った。
来年1月の初めは中日時代の先輩・涌井、途中からは後輩・松山と合同自主トレを行う予定。「(松山とは)トレーニングに関しての考え方みたいなところは似ているし、ドラゴンズ時代にキャッチボール相手で本当にすごい球を投げていた。年下からでも得られるものはあると思う。(涌井にも)たくさん聞いて自分のものにできたら」とレベルアップを誓った。
チームでは、平野に次いで2番目の年長。今季は兄貴分として後輩右腕・才木の覚醒に一役買うなど、数字以上に頼れる存在だ。来季は、開幕からオリックスの一員として迎える初のシーズン。「50試合以上は最低でも投げたい。この年(齢)だけどうまくなることを常に考えて。どの部門でも去年の自分、昨日の自分より上を目指していけるかが勝負」と、19年目もチームのために右腕を振り続けることを誓った。