
日本ハムの伊藤大海投手は3日、来春のWBCに選出された場合、自然体で大会に臨む考えを明かした。
前回23年のWBCでは決勝の米国戦でも登板するなど、世界一に貢献。しかし、シーズンでは苦しみ7勝に終わった。「あまり気負いすぎず準備していこうかなっていうのはあります。あの時はもう一生懸命過ぎて、その先を見れてたかって言われたら、そんなに見れてなかった。むしろ、ここからシーズンかと思っちゃったんで、終わった後に」と振り返った。
苦い経験を踏まえ「(開幕までの)過程の中に最高の舞台があるみたいな。またファイターズとして、チームとしてリスタートできるっていうぐらいのイメージで。ちょっと言葉が難しいですけど」。侍ジャパンのために全力を尽くす覚悟は持っているが、シーズン前に燃え尽きないために心を整えていく。
対戦したい打者にはヤンキースのジャッジを挙げた。「ジャッジっすね。スイングしたらマウンドまで風がきそう。1回だけプロに入って、それ感じた人がいて。鈴木誠也さんのときに感じました、それを。風がきそうな感じ。ちょっとびっくりしました」と、鈴木誠也のすごみも明かしていた。
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