入院中の子どもたちにプロ1号誓った日本ハム・山崎福也「ピッチャーなんですけどね。練習します」

スポーツ報知

2025.12.2(火) 06:10

子どもたちの前でキャッチボールをする山崎

 日本ハムの山崎福也投手(33)が1日、札幌市内の北海道大学病院を訪問し、入院中の子どもたちへプロ1号となる本塁打を約束した。同病院は自身が中学3年時に生存率10%と診断された脳腫瘍の大手術から生還した特別な場所。小児がんなどで入院中の子どもたち18人と交流し、本塁打のリクエストを受けると、「ピッチャーなんですけどね。でもうれしいです。なんとか打てるように練習します」と、二刀流での活躍を誓った。

 今季の6月7日のDeNA戦(横浜)では「6番・投手」で先発出場。2点適時打を放ち、杉内(ソフトバンク)に並ぶパ・リーグ投手最長の交流戦5年連続安打を記録した打撃センスを誇る。「来年でバッティングは終わってしまうので」と、27年からセ・リーグでもDH制が導入されるため、ラストチャンスとなる来季、本塁打を放ち、新記録更新を狙う。

 本業の投手では今季、不調で2軍落ちもあり7勝に終わった。「ピッチャーでは2ケタ勝って、優勝しないといけない。子どもたちに元気や勇気を与えられれば」。投打で躍動し、子どもたちとの約束を果たす。(川上 晴輝)

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