【西武】内野手の野村大樹が捕手として育成契約から再スタート「小中高はキャッチャー。その感覚を思い出しながら」

スポーツ報知

2025.11.26(水) 19:34

内野手から捕手に転向して育成契約から再スタートを切ることになった西武・野村大樹(カメラ・秋本 正己)

 西武は26日、野村大樹内野手と捕手として育成選手契約を結んだと発表した。背番号は67から120に変更される。

 野村はこの日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉を行い、320万円減の1200万円でサイン。今季は開幕こそ1軍スタートだったものの、13試合で打率1割7分1厘、2打点。腰痛の影響もあり、7月30日に兵庫県内の病院で内視鏡下腰椎横突起形成術を受けたこともあって育成契約を結ぶことに。打力を買われて早実以来となる捕手に転向して再スタートする。秋季練習から捕手の練習を始めキャッチング、ブロッキングなど基礎を思い出しながらミットを構える。「今はキャッチャーとしての比重が大きいです。小中高はキャッチャー。その感覚を思い出しながらやっています」と顔つきを引き締めた。

 広池球団本部長は「打撃を生かすというところでキャッチャーにチャレンジすれば出番が増えるのではないかと。能力を発揮してほしい」と期待した。「中学くらいから1か月おきくらいに痛い、痛くないを繰り返していていました」という腰痛の不安も手術を受けて解消。球団は10月のドラフト会議で大学屈指の捕手・小島大河(明大)を1位指名。ライバルは多いが、前向きに支配下復帰を目指していく。

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