
日本ハムは10月に戦力外通告を行った福田俊投手と育成再契約を締結したと発表した。背番号は「140」に決まった。「また契約してもらえるという驚きと、もう一度プロ野球の舞台で野球ができる喜びを感じています。必要としていただいたことに応えたいですし、結果を出すことが恩返しになると思っています。このオフはしっかりとトレーニングして、来年2月1日からベストなパフォーマンスを発揮する準備と、1年間戦える身体作りをします」とコメントした。
戦力外通告を受けた際には、「大した結果も出せなかったんですけど、それでも7年、みてもらって感謝しかない」と語っていた。今季は1軍登板はなく2軍で17試合で防御率1・80だった。「シーズン終盤に(状態が)戻ってきた。もう健康体です。一瞬のチャンスが来た時に、しがみついて結果を出せるように」と11月にはトライアウトを受けていた。23年は登板した29試合で無失点を続け、シーズンをまたぎ33試合連続無失点は球団記録した左腕が復活を目指す。
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