
楽天の荘司康誠投手(25)が13日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み、1300万円増の4000万円でサインした(金額は推定)。今季は昨年9月の右肘手術の影響もあり5月に初登板も、シーズン終盤には先発ローテーション入り。すべて先発で13試合に登板して4勝4敗、防御率3・07を残した。「投げていく中でできることは増えていっている実感はあった。できることをよりレベルアップさせられたらいい」と感じた手応えをつなげていく。
来季への意気込みとして色紙に「150イニング」「優勝」の2つを書いた。「長いイニングを投げることを毎試合できるように。最低でも150イニングを目指してやっていきたい」と力強く話すとともに、「三振数を、イニングと同じかそれ以上を、というところを目指す」と三振についてもこだわりをみせた。今季は6月にコンディション不良で約1か月、2軍で過ごした。「優勝のためにも1度も離脱することなく貢献し続けるのが1番。優勝することだけを考えて、そのために自分が何をすべきか、しっかり責任を持って取り組んでいきたい」と、すでにエースの自覚十分。1年間チームの勝利のために、誰よりも多く投球回数を重ねていく。
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