
ロッテは4日、今オフに戦力外通告した二木康太投手が現役引退し、チームスタッフに転身すると発表した。
球団を通じて「今は本当に感謝の気持ちしかありません。プロ1年目の春のキャンプの時に初めてプロの先輩方と一緒に練習をさせてもらって、周りについていけなくて、ああ、これは無理だと思いました。それが結果的に12年間もの長い間、プロ野球選手として続けることができたのは応援をしてくださった皆様をはじめ、周りの支えがあったからこそだと思っています。本当にありがとうございました。今後はチームスタッフとしてマリーンズのために頑張ります。今までサポートをしていただいた分、今度は自分がチームのために頑張っていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします」とコメントした。
二木は鹿児島情報から13年ドラフト6位でロッテに入団。15年に1軍デビューすると、16年には先発陣の一角を担って7勝をマーク。背番号が64からエースナンバーの18となって臨んだ20年には自己最多の9勝を挙げ、21年には開幕投手を務めた。だが故障やリハビリのため23、24年と1軍登板なし。今季最終戦の10月5日のソフトバンク戦(ZOZO)で3年ぶりに1軍戦登板も、山川に満塁弾を浴びるなど1回4失点で降板した。
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