◆ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２５第３戦　阪神１―２ソフトバンク（２８日・甲子園）

　ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が先発して６回１０８球を投げて４安打、２四球、１失点、４奪三振で今シリーズ初勝利を挙げた。

　チームは第２戦から連勝で２勝１敗。初回の１失点で救援陣につないだ試合後、モイネロは「球場が小さいので、高めにボールが浮いて長打にならないようにと意識した。全球種をなるべく低めに集めたいと考えていた」と安堵（あんど）の表情を浮かべた。

　「９番・投手」で右打席に立って２打数無安打も、３回には右翼ポール際へのファウルで甲子園の阪神ファンをざわつかせる場面もあり「真っすぐで来たらホームランだったと思うんですけど。変化球が多かったです」と強がった。６回２死一、二塁のピンチでは今宮が遊撃後方に落ちそうな飛球を好捕して無失点。「すごくいいショートですし、プレーですごく助かったこともあります。いつも通りいいプレーをしてくれたなっていう印象です」と感謝しきりだった。

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