
日本ハムの宮西尚生投手(40)が来季も現役続行することが20日、分かった。球団とはすでに来季に向けての話し合いを行い、19年目のシーズンに対する思いを伝えた。球団も来季の必要戦力として判断した模様だ。9月24日に登録抹消されて以降は新庄監督から「ブルペンで選手たちにアドバイスする役目をしてもらう」と、指導役としてこの日まで1軍に同行していたが、来季は選手一本で勝負する。
現役最多、NPB単独4位の900登板を誇る鉄腕が、10年ぶりのリーグ優勝へプロ19年目のマウンドに立つ。今季は開幕1軍入りを果たすと、31登板で1勝1敗、12ホールド、防御率3・20。5月15日のオリックス戦(エスコン)では、連続救援登板を880試合に伸ばし、879試合で並んでいた岩瀬仁紀(中日)を抜いてプロ野球記録を塗り替えた。また、9月23日の楽天戦(エスコン)では、岩瀬、米田哲也(近鉄)、金田正一(巨人)に次ぐ史上4人目の900登板を達成した。
シーズン終盤には「新庄監督を胴上げしたいという思いが一番。ホールド数や登板数の記録に対しての意識はない」と語っていたレジェンドが、来季もチームのために左腕を振る。
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