【パCS】ソフトバンク・小久保裕紀監督「あしたはパ・リーグ最後の試合」「負けたら今シーズン終了」異例の一人語り会見

スポーツ報知

2025.10.20(月) 05:00

険しい表情で戦況を見つめる小久保裕紀監督(右から2人目)(カメラ・池内 雅彦)

◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ最終ステージ 第5戦 ソフトバンク1―7日本ハム(19日・みずほペイペイドーム)

 まさかの3連敗は、すべて6点差の惨敗だ。ソフトバンクが2連勝スタートでCS最終S突破に王手をかけながら、崖っぷちに追い込まれた。「あしたはパ・リーグ最後の試合。今年戦った一騎打ちのチームとやりきって、勝ったら日本シリーズ、負けたら今シーズン終了。分かりやすいです。やるだけです」と、小久保監督は早口の一人語りで会見を終えた。

 18日の試合で後頭部打撲の中村がベンチ外となり、大幅に打線を入れ替えた。4試合連続の1番で15打数5安打1本塁打と当たっていた柳田を4番に据えたが、初回2死三塁の先制機で空振り三振。6回1死一、二塁でも凡退するなど中軸で機能せず、山川のソロ弾の1点のみに終わった。

 リーグトップのチーム防御率2・39を誇る投手陣も大量7失点で3試合で計22失点。パ・リーグ連覇の王者が攻守で精彩を欠く3連敗となった。最終決戦のマウンドは初戦から中4日のモイネロに託す。昨季の先発転向後、中5日以内の登板は初めてだ。「もう、あしたはコイン投げみたいなもんだからさ。また、あした」と王会長。腹をくくって、5年ぶり日本一への関門に臨む。(島尾 浩一郎)

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