【ロッテ】サブロー監督、“PLタッグ”で守備&走塁改革図る「ほんま厳しい人なので」…松山秀明氏のコーチ就任が発表 KKコンビと同期

スポーツ報知

2025.10.19(日) 14:51

ロッテのサブロー監督

 ロッテは19日、前ソフトバンク2軍監督の松山秀明氏(58)の1軍チーフ内野守備走塁コーチ就任を発表した。この日はZOZOで秋季練習が行われ、同じくPL学園高OBのサブロー監督は「高校の先輩でもあるし、可愛がってもらった。甘やかさない人。けど、ほんま厳しい人なので、経験もあんなに長いこと、コーチをやられてる。僕も分からないこといっぱいあるので、やっぱ教えてもらわないといけない」と、9歳年上の先輩との“PLタッグ”でチーム再建を図る。

 松山氏は大阪・PL学園高時代は、“KKコンビ”として甲子園を沸かせた清原和博、桑田真澄の2人と同期。1983~85年の間に春夏の甲子園で優勝、準優勝各2度の黄金時代を築き、松山氏は3年時に主将を務めた。球団を通じ、松山氏は「今回、2017年のシーズン以来、マリーンズのユニフォームを着ることとなり、本当に嬉しく思いますし、また感謝します。チーム、そしてサブロー監督の期待に応えられる様に精一杯頑張りたいと思います。今、若い選手が多くこれからのチームだと思いますので、基本を大事に、勝ちに貢献出来る選手を育てて行きたいと思います」とコメントした。

 ロッテは今季17年以来、8年ぶりの最下位と低迷。吉井監督に代わってサブロー監督が就任し、8日の就任会見後、すぐに秋季練習で指導を開始していた。

 宮崎・都城で行われる秋季キャンプは「昭和のキャンプになる」と宣言。秋季練習では、細かい走塁メニューが取り入れるなど、チーム全体の走塁意識が高まってきている。サブロー監督は現状の走塁の課題について「人任せの選手が多い。自分で決めることができてない」と指摘し、「松山さんの経験を伝えてもらって、で、思い切って判断できるようになってくれたらいい。ソフトバンクは走塁がうまい。その辺をどうやって教えたのか、上手くなったのかを聞きたいです」と、教えを請う姿勢を見せた。

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