【オリックス】岸田護監督が「競争」かつ「焦り禁物」の秋を掲げる…CS敗退から一夜明け「全員がこの悔しさを持って」

スポーツ報知

2025.10.14(火) 05:00

岸田護監督

 オリックス・岸田護監督(44)が13日、「競争」かつ「焦り禁物」の秋を掲げた。CS第1ステージでの敗退から一夜明けたこの日、空路で帰阪。21日に始まる大阪・舞洲での秋季練習に向けて「全員がこの悔しさを持って、『来季のために』と思って課題に向き合ってほしい」と、アピール合戦を歓迎した。

 開幕から一度も勝率5割を切ることなく、昨季5位から3位と躍進を見せ、就任1年目を終了。だが、下克上を阻まれた2位・日本ハムとは9ゲーム差、連覇を許したソフトバンクとは13・5ゲーム差と大きく引き離された。指揮官は「(頑張るのは)きのう(12日)出たメンバーだけじゃなくて、若い子も含めて、みんな」と強調。CSでベンチ入りした寺西や片山、麦谷、来田ら若手有望株が主力選手を脅かす存在となることが、チーム力向上には不可欠だ。

 一方、今季は3月に吉田と宇田川が、4月は小木田が右肘のトミー・ジョン手術。5月には、新人の東山や育成の前も同様の手術を受けており、いずれも徐々に投球時の強度を上げている段階だ。2019年の現役引退後、昨年まで投手コーチを務めた岸田監督は、一般的に復帰まで1年以上かかるとされる同手術について十分に理解。「体も大きくなり、順調に来ている。焦ってもいいことはない」と引き続き、じっくりリハビリに励むことを求めた。(南部 俊太)

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