
◆パ・リーグ ロッテ3―0日本ハム(4日・ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムの伊藤大海投手が8回7安打97球、3失点で8敗目。自身キャリアハイとなる15勝目とはならなかった。試合後、「勝ちきれなくて本当に悔しいです。先制してしまったのは僕の責任ですし、負けるべくして負けたのかなと思います」と悔しがった。
それでも2年連続での最多勝と、195奪三振で最多奪三振のタイトルが確実となった。しかし、「去年も取っているので。同じ数字で。結果として14勝で、負けもたくさんついていますし、優勝もできていないやりきれていないシーズンかなと思います」と振り返った。2年連続でのタイトル獲得は濃厚だが、新庄ハムの絶対的エースにとっては満足できる数字ではなかった。
最終的に防御率は2・52に悪化。沢村賞選考基準は、先発数、奪三振数、勝率の7項目中3項目を満たすのみになった。球団では07年のダルビッシュ以来の沢村賞には後退する結果となった。
前日3日には「勝ちがつくまで投げる」と意気込んでおり、2試合連続での中5日での登板だったが、勝利とはならなかった。
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