
日本ハムの山崎福也投手(32)が30日、キャンプ地である沖縄・名護入り。移籍2年目の春季キャンプでは“二刀流調整”に意欲を燃やした。
南国の強い西日が照りつける中、笑顔で登場し「一番はけがのないように。しっかり投げられる準備をしたい」とまずは、本職である投手としてのテーマを掲げた。それでもバッティングに話が及ぶと「ホームランを打てるように」とやる気満々だった。昨季の阪神との交流戦ではV打を放って勝利投手となる二刀流の活躍で、打撃センスを見せつけた。今キャンプでは特にバットは準備していないというが「誰かに借ります。裕涼(ゆあ)とか」と同じ左打ちの田宮からバットを借りる予定だ。
今季は07~11年の杉内(ソフトバンク)以来2人目となる、交流戦でのパ・リーグ投手の5年連続安打を狙う。当然本業での活躍が大前提だが、バットでもファンを沸かせる準備を整えていく。(川上 晴輝)
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