
◆パ・リーグ 楽天6-2オリックス(16日・楽天モバイル)
オリックスのイヌワシキラーが杜の都で1272日ぶりに沈んだ。田嶋大樹投手(27)は7安打の集中砲火を浴び、対楽天戦で自己最短の3回KOを食らい、5失点も最悪タイ。楽天モバイルでは20年10月22日以来の黒星を喫し、同球場での連勝が6でストップした。中嶋監督は「田嶋に関しては、大いに反省してもらわないといけない」と険しい表情を浮かべた。
左腕が2点の援護をもらった直後の立ち上がりからピリッとしない。初回に連続四球で無死一、二塁のピンチを招き、続く浅村に左中間へ2点二塁打を許した。「完全にチームのリズムを狂わせたというか。先制して“さあ”って時に3人で同点ですからね」と指揮官。その後も立ち直る気配なく、楽天相手に通算12勝(5敗)を積み重ねた姿からはほど遠かった。背番号29は「試合をつくることができず、申し訳ない気持ちでいっぱい」と唇をかんだ。
チームの連勝は止まって、勝率5割復帰もお預け。再び4位に転落した。中嶋監督は「今のままだったら(次の)チャンスがあるのかなっていう気もしますしねえ」と2軍降格の可能性をほのめかすなど、最後まで田嶋に苦言。首脳陣は帰りのチームバスに乗らず、約1時間のミーティングを行ってから宿舎に戻った。(小松 真也)