
◆オープン戦 ソフトバンク2―1西武(16日・ペイペイドーム)
西武・隅田知一郎投手がオープン戦に初登板。先発して6回を投げて3安打、1失点、10奪三振と順調な調整ぶりを披露した。
3年目の左腕には風格すら漂っている。140キロ台後半の速球にキレがあるから、得意のチェンジアップにスプリット、カーブといった変化球も生きてくる。6回まで毎回の10奪三振。ウォーカーに許した中越えソロの1点のみに抑えた。「いい打者が多いので、しっかり低めを意識しながら投球できたと思います。しっかり迷わせて2ストライクに追い込んで僕の優位というか、勝負できるカウントをしっかりつくれた点ではすごく良かったと思います」と振り返った。
初対戦となった山川に対しては内角へのクロスファイアーで体を起こしておいて、変化球を投げ込んでタイミングを崩した。第1打席はスプリット、第2打席はチェンジアップで空振りの三振に仕留めた。「シーズンはどういう攻め方をするか分からないですけど、初対戦にしてはイヤな印象を与えられたかなと思います」と手応えをつかんでいた。松井監督も「真っすぐで押せる時もよかったと思うしカーブ、チェンジアップ、フォークのコンビネーションというか、ミックスが非常に良かった」と評価した。
一昨年の1勝から昨年は9勝、今季は2ケタ勝利を狙う。次戦登板は23日のヤクルト戦(ベルーナドーム)が有力。「今日みたいに一発を打たれても、最少失点で抑えることが大事。ビッグイニングをつくらないようにしたいですね」と課題をクリアしながらシーズンに向かう。