
巨人からソフトバンクにトレードで加入したアダム・ウォーカー外野手(32)が12日、“移籍初球打”のち“モグラ殺し”だ。宮崎キャンプでA組(1軍)初のシート打撃が行われ、1死一、三塁想定の最初の打席で初球の外角直球を左前に運んだ。「どんな時のどんな安打もうれしいけど、初戦の1球目というのが特にうれしいね」。あいさつ代わりの“適時打”に笑みを浮かべた。
だが巨人時代から懸念されている左翼守備では、鷹党をざわつかせるシーンがあった。飛球を捕球後、遊撃への送球が数メートル先に叩きつけるようないわゆる“モグラ殺し”のゴロになったのだ。ところが小久保監督は「全然問題ない。全然問題ない」と不問の構え。なぜなら「基本、守らせるつもりないから」だった。DHでの起用がほとんどの見込みで、守備はあくまで備えだけ。気にせず自慢の打棒を磨いてくれ―というところのようだ。(田中 昌宏)