
◆パ・リーグ オリックス2―3ソフトバンク(16日・京セラドーム大阪)
ソフトバンク・柳田悠岐外野手が1点ビハインドの3回無死一、二塁で自ら犠打を試みた。好投手・山本の高め直球に2球続けてファウルで決められず、追い込まれてからはヒッティングに切り替え、空振り三振に倒れた。
本人は試合後、「1点取られた後で(走者を)1個送れば次が近ちゃん(近藤)ですし、1点ぐらいとれるかなという浅はかな気持ちでやりました。すみませんでした」と謝罪したが、藤本監督は心意気を買った。
「何とかしようという気持ちがあるんじゃないですか。サインなんか出していませんよ。相手が山本で、首位のチームだし。何とかしようと…初めて見た。ああいう気持ちが柳町のヒットにつながったかもしれない。練習でもバントやっていないのにね。確かにサードがあれだけ後ろにおったら、バントしたらセーフになるやろうけどね。そういう気持ちは大事だと思うよ。決して消極的になってやっているわけじゃないから」
柳田は12年に2犠打を記録しただけで成功していれば、11年ぶりだった。そんな主将の勝利への執念がナインに伝わったのか、その後2死満塁で柳町が逆転2点打を放ち、白星をつかみとった。