
◆パ・リーグ ソフトバンク11―4楽天(10日・福岡ペイペイドーム)
ようやく勝利の女神がほほ笑んだ。6回途中3安打1失点の和田が2か月ぶりの白星でチーム最多、42歳以上ではパ・リーグ初となる6勝目。田中将とは今季3度、通算5度目の投げ合いで初勝利を挙げ「マー君だからというわけじゃないですけど、3回連続で同じ相手に負けるわけにはいかないですし、意識してマウンドに上がりました」と笑った。
これで日米通算161勝目。同196勝右腕に貫禄を示した。最速147キロを計測した一方、スライダーを多投。今季だけで5度目の対戦だった楽天打線を配球で翻弄(ほんろう)した。
チームは今季4度目の2ケタ得点で大勝。首位・オリックスとのゲーム差を9に縮め、自力優勝の可能性が再び復活した。藤本監督は「今日は横から見ていても強い球がいっていた」と左腕をたたえた。先発陣の苦しい台所事情を支えるのは42歳の大ベテランだ。(中村 晃大)