【オリックス】山崎福也8勝「母校・日大三の優勝の力」で連敗止めた 5回6安打3失点

スポーツ報知

8勝目を挙げ、ナインを笑顔で出迎える山崎福也(中)(カメラ・橋口 真)

◆パ・リーグ 日本ハム3―4オリックス(29日・エスコン)

 “オリックス山脈”の最後の一角が踏ん張った。山崎福が5回6安打3失点(自責2)の粘りの投球で自身7連勝となる8勝目をマーク。「本当に気持ちでした。絶対に粘ってやる、と。昨日も舜平大が負けてやばいな、という雰囲気があったので」。3者凡退は4回だけ。直球で懐をえぐるなどハートは熱く、山本、宮城、山下の球界屈指の3投手で3連敗した嫌な流れを止めた。

 「母校の優勝の力もあったのかな」。登板前に日大三高が2年連続の夏の甲子園出場を決めた。3年春のセンバツで準優勝した左腕は毎年戦いぶりを気にかけ、この日も午前10時開始の西東京大会決勝をバスの車中で映像を見ながら球場入り。練習中もトレーナーに試合経過を確認した。昨年は合宿所に大量のゼリー飲料を差し入れ。「今年も持っていきたい」と喜んだ。

 与えられた使命を理解している。18日に元阪神外野手の横田慎太郎さんが、脳腫瘍のため28歳の若さで死去。自身は中学3年時に診断された脳腫瘍を乗り越えた経験から、親交を深めていた。脳腫瘍患者の支援団体への寄付をはじめ、同志の希望の光になっている背番号11。「常にいろんな方を励ましたいと思っている。勇気づけられるような姿を見せていきたい」と、故人の遺志を受け継いでいく。

 中嶋監督が「苦しい中で良く投げた」と評価すれば、「勝ち負けの世界なんで、内容も大事ですけど、白星がつくことが一番。もっと白星を増やせるように」と山崎福。リーグ3連覇へ、欠かせないピースになっている。(小松 真也)

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