
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト13―0楽天(20日・神宮)
楽天は投手陣が粘りきれず今季ワーストの13失点で大敗。交流戦優勝へは2連勝かつ2試合で30点差以上が条件だったが、打線も2安打のみと振るわず球団初の快挙を逃した。
序盤で望みが絶たれた。先発した藤平は初回2死一、二塁、オスナに左翼席へ先制の3ランをたたき込まれると、2死一塁から内山に再び左翼席へ2ランを献上し、いきなり5失点。2回にも捕逸で1点を追加され2回4安打6失点(自責5)、4四球で降板した。右腕は試合前日に「1点取られても次の1点をしっかり抑える気持ちはマウンドでもしっかり持ちたい」と話していただけに、険しい表情でマウンドを降りた。
中継ぎ陣も粘れず、さらにリードを広げた。0―6の3回から2番手で登板した西口が無死一、二塁から右腕に打球が当たり緊急降板すると、3番手の津留崎が勢いを止められずこの回3点を献上。0―8の5回に4番手で登板した伊藤茉も連打と味方の失策で4点を奪われ一気に突き放された。
一方、打線は8四球を奪うも5回2死まで無安打と沈黙。無得点に終わった。
石井一久監督は「試合がまず最初で壊れてしまった。ストライクをしっかり取れるところと、ボールにするところと、目的意識のあるボールを投げられないと厳しい」とキッパリ。この敗戦によりDeNAの交流戦Vが決まり、優勝は逃したが「チームとしては(交流戦を)勝ち越していくことは大事なので、しっかりやっていきたい」と前を向いた。