【西武】中村剛也がプロ野球史上初通算2000三振も直後に2戦連発6号「あの当たり方だと切れない」

スポーツ報知

4回無死、中村が空振り三振を喫し、プロ野球史上初の通算2000三振となった(カメラ・小泉 洋樹)

◆パ・リーグ 西武2―8楽天(29日・ベルーナドーム)

 低めのフォークにバットは空を切ったが、ブンッと音が聞こえてきそうな力強いスイングだった。4回先頭で打席に立った西武・中村剛也が、プロ野球史上初の通算2000三振。昨年7月に清原和博(元西武など)の1955三振を抜いて史上1位となっていたベテランが、また新たな“金字塔”を打ち立てた。

 三振か、ホームランか。本物のアーチストだけに許された美学を貫いてきたプロ22年目。表裏一体の魅力を、すかさず次の打席で見せつけた。5回2死三塁で、今度は内角直球をバットに乗せる。打球は独特の高い放物線を描いて左翼ポールを直撃した。2試合連続、チームトップの6号2ランは、現役最多で歴代14位の通算460号。引っ張り過ぎればファウルになるコースも「あの当たり方だと切れない」と確信していた。「もうちょっと野球がうまくなりたい」というベテランの技術が凝縮された一発に、松井監督も「芸術的ですね。40代(8月で40歳)希望の星」と拍手を送った。

 三振が好きな選手などいない。米大リーグでもレジー・ジャクソン(元ヤンキースなど)の2597を筆頭に7人しか到達していない2000Kにも「これからは三振しないようにプレーします」と多くを語ることはなかった。それでも、GW初日のベルーナDでふるまった三振+アーチの「おかわり定食」は、やっぱりボリューム満点。敗れたとはいえ、ファンもおなかいっぱいになったはずだ。

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