
◆パ・リーグ 楽天8×―7日本ハム(21日・楽天モバイル)
楽天は日本ハムに6点差をひっくり返す逆転勝ちで今季初のサヨナラ勝利を決めた。
2点を追う8回、代打で出場した西川遥輝外野手が左翼席へ今季初安打となるソロ本塁打をマーク。チームに流れを引き寄せた。9回無死満塁では右前へ同点打を放つ活躍。大逆転を呼び込み「負けてて平気でやっている選手なんて1人もいない。出てる選手は悔しいし、出てなくても悔しいので、チーム全員一緒の思いだと思います。今日はいい結果につながったのかなと思います」と安どの表情を浮かべた。
開幕は2軍スタートも11日のオリックス戦(楽天モバイル)から1軍に合流。だが、なかなか安打が出ずベンチスタートの日々が続いた。それでもベンチでは鈴木大や岡島と共にベテランが声を出してチームを鼓舞。石井一久監督は「遥輝もそうですけど、ベンチスタートの中でスタートからいっている選手の背中を押してくれた。ああいうところは若い選手も見習ってほしい。声を出せばいいということではなくて、しっかりと言霊としてスタートの選手に伝わった」とねぎらった。
この日、チームは今季初の2ケタとなる16安打を放ち、今季最多の8得点をマーク。順位は5位と低迷しているが、この日のヒーローは「まだまだこんな順位じゃ満足しない。もっともっとレベルの高い野球をやらないといけないと思う」と前を向く。西川の一打がチームに明るい光をもたらした。