【ロッテ】20年ドラ2中森俊介「やっと」プロ1勝「スタート地点に立ったという気持ち」

スポーツ報知

プロ初勝利を挙げ、ウィニングボールを手にする中森(右)と吉井監督(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ2―1日本ハム(5日・ZOZOマリン)

 ロッテの中森俊介投手(20)が5日、日本ハム戦(ZOZO)に7回から2番手で登板。1回1失点も、その裏に味方が逆転し、プロ初勝利を挙げた。

 うれしさと悔しさが胸に混在する“第一歩”となった。両軍無得点の1死一、三塁でマルティネスに中犠飛を打たれ先制された。打線の奮起がなければ、プロ初黒星を喫していたかもしれない。満面の笑みとはいかなかったが、周囲からの祝福の言葉に、ようやく心がほぐれた。「僕だけが失点してすごく複雑ですが、勝つことができて本当にうれしい。やっとスタート地点に立ったという気持ちです」とはにかみ、ウィニングボールは実家に送ると明かした。

 明石商のエースとして2019年の甲子園で春夏連続4強入りを果たし、20年ドラフト2位で入団も、体づくりやコンディション不良もあり、2年間1軍登板なし。だが、ダルビッシュ、大谷、佐々木朗らを育てた吉井監督に、今季は開幕1軍に抜てきされた。「ああいう(両軍無得点の)ところで簡単に抑えてくれる投手になってほしいという願いがあり、行ってこいと」と起用理由を説明した。

 逆転をもたらしたのは、大阪桐蔭で春夏3度の甲子園Vを経験した藤原の快足だった。7回1死一塁で9連続ファウルで粘った後、投手内野安打。2死満塁となり、玉井の暴投で二塁から一気に逆転のホームへ頭から滑り込んだ。「絶対にセーフになってやろうという気持ちで」と胸を張った。甲子園のスターが躍動して2連勝。吉井監督は「緊張の場面が多かったので、この辺が凝っています」と肩をさすりながら、喜びをかみしめた。(阿見 俊輔)

 ◆中森 俊介(なかもり・しゅんすけ)2002年5月29日、兵庫・丹波篠山市生まれ。20歳。明石商では1年春からベンチ入りし、同年夏から3季連続で甲子園に出場(出場が決まっていた20年春は大会中止)。20年ドラフト2位でロッテに入団。今年3月31日のソフトバンク戦(ペイペイD)で1軍初登板。182センチ、90キロ。右投左打。年俸720万円。独身。

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