
◆WBC2023 ▽準決勝 日本6×―5メキシコ(20日、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパーク)
右手小指を骨折しながら出場を続けている源田が、紙一重のタッチプレーで試合の流れを変えた。
3点ビハインドで迎えた7回1死一塁の守備。フルカウントから打者は空振り三振。スタートを切っていた走者のトレホは、二塁にヘッドスライディングしながら左手を引っ込めて源田のタッチをかわすトリッキーな動きでセーフと判定されたが、栗山監督がリプレー検証を要求した。約3分半の長い検証の結果、判定が覆った。一度はベースに触れたトレホの右手がわずかに離れた瞬間に、源田のグラブが左足に触れていたとみられる。
スロー映像でもギリギリのタイミングに、SNSではサッカーW杯の「三笘の1ミリ」になぞらえて「源田の1ミリ」と話題に。侍ジャパンが誇る「甲斐キャノン」とのコンビネーションで奪った三振併殺は、直後の攻撃で吉田正の同点3ランにつながった。8回無死一、二塁で犠打を決めるなど攻守に渋い仕事をこなした名手。決勝に向け「日本らしい野球をして勝ちたい」と語った。