
右中間スタンドに登場した気になる看板 [写真提供=埼玉西武ライオンズ]
◆ カブレラ「推定180m弾」よりは可能性が高い?西武は7日、本拠地・ベルーナドームで今季初となる全体練習を実施。そこでにわかに話題になったのが、バックスクリーンのLビジョン横の屋根部分に設置されたとある企業の広告看板だった。
「ここに当たれば¥100,000,000」
“ホームラントラス”と呼ばれる位置に今季からこの看板を設置したのが、東京都立川氏に本社を構え、主に不動産事業を展開している『立飛ホールディングス』である。

書かれた文字の通り、2023年シーズンのベルーナドームで開催される一軍公式戦において、この看板にホームランボールが直撃させた選手には1億円が贈呈される。西武の選手だけでなく、対戦相手の所属選手にも贈られるという。
この看板に打球を当てるためには、バッターボックスから直線距離で約150mの特大弾を放つ必要があるとのこと。「打球角度にもよるが、2005年6月3日の横浜戦で、当時西武のアレックス・カブレラ選手が放った“推定180m弾”と比べると、当たる可能性は十分にあると思う」と担当者は話している。
特定の場所にホームランを当てると、そのスポンサー企業から選手に対して賞品や賞金が贈られる、いわゆる「ホームラン賞」は各球団で設けられているが、今回の取り組みで特徴的なのは“選手だけではない”という点。なんと立飛グループの従業員に対しても、総額1億円が贈呈されることになっているのだという。
この企画は昨年ベルーナドームを訪れた同社の社長の一言により、看板の設置とホームラン賞の内容が決定。打った選手だけでなく、従業員にも1億円が分配されるというのは、「不動産事業を中核に、従業員の幸せを通じて社会貢献する。」という経営理念から来ているという。
『立飛ホームラン賞』の対象試合は、2023シーズンのベルーナドームで開催される一軍公式戦=計66試合。見事に看板直撃弾を放って1億円を手にし、さらにはグループで働く従業員たちに幸せを届ける“神様”のような選手は現れるのか……。
今季ベルーナドームで試合を観戦する際には、忘れずにチェックしておきたいポイントとなりそうだ。
◆ コメント
▼ 渡部健人選手
1億円はすごいですね。使い道が思いつかないです。
直線距離が150mとはいえ、相当飛ばさないといけないですし、しかも右打者の僕にとってライト寄りの位置というのは、さらにハードルが上がりますが、だからこそ狙う価値がありますよね!
中村さんや山川さんというホームランバッターの先輩方がいらっしゃいますが、そこは遠慮なく僕も狙っていきたいと思いますし、立飛グループの従業員の方々もハッピーになれるのでがんばりたいです。
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