
侍ジャパンのオリックス・山本由伸投手(24)が5日、先発する6日の阪神戦へ向けて大阪市内で行われた練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。慣れ親しんだ京セラDのマウンドで、WBC開幕前最後の実戦登板へ「本戦まで試合で投げられるのが最後なので、しっかり立ち上がりから集中して投げたい」と意気込んだ。
2月26日のソフトバンク戦(宮崎)では、3回2安打2失点(自責1)。味方の失策が重なる不運もあったが、制球面ではやや課題を残した。この日は40メートルほどのキャッチボールで投球フォームや力感、ボールの軌道などを入念に確認。力強く、伸びのあるボールを投げ込み、「しっかり準備、試合に向けて準備できました。いいコンディションだと思います」と自信をのぞかせた。
昨季のオリックスの日本一を支えた吉田正と拳を合わせる場面もあり「久しぶりに会えたので、すごくうれしかった。チームの雰囲気もすごく良くなっている」と表情を緩めた。先発が有力視される12日のオーストラリア戦(東京D)は1次R最終戦。場合によっては、準々決勝進出へ向けて、大きな重圧がかかる一戦となる可能性もある。1次Rでは65球の球数制限があるが「特に気にしすぎず、しっかり一人一人と勝負していけたら。本戦まで自信を持っていけるように、いい投球をしたい」と気合を入れ直した。(安藤 宏太)