
西武から育成ドラフト4位で指名されたBC埼玉・金子功児内野手が16日、さいたま市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金350万円、年俸320万円で仮契約を結んだ。
交渉を終えた金子は「少し実感が増しました」とホッとした表情をみせた。育成での指名ながら、西武を含めた4球団が調査書を送った素材の持ち主。176センチ、77キロ、右投左打の内野手をチェックしてきた鈴木敬洋育成アマチュア担当は「センスがあります」と評価した。そのセンスを披露したのが9月下旬にベルーナドームで行われた入団テスト。右中間の客席にアーチをかけて注目度を高めた。「打席能力があり、ここというところで打てる能力があります」と鈴木スカウトは話す。
目標の選手を問われた金子は「栗山選手です」と即答した。同じ左打ちで通算2120安打を放っているチームの大黒柱。鈴木スカウトは「打撃のセンスは栗山選手に似たものを持っています。体の強さをしっかりつけて、気持ちもしっかりと強くなっていけば」と将来へ期待を寄せた。
背番号は130に決まったが、1日でも早く番号を2ケタにすることが目標だ。「常に全力疾走、全力プレーでやっていきたいです。体の強さとメンタルを鍛えて支配下登録を勝ち取りたい」。彫りの深いマスクで人気が出そうな20歳。目標とする栗山に少しでも近づくべく、新たなスタートを切る。