
楽天・藤平尚真投手(23)が30日、“横浜魂”で今季初勝利を狙う構えを示した。31日の日本ハム戦(楽天生命)へキャッチボールや短距離ダッシュで最終調整した。27日には、母校・横浜高の神奈川大会の決勝戦をテレビで観戦。東海大相模を1―0でサヨナラ撃破し、甲子園出場を決めたシーンに胸を打たれたという。「僕も頑張らないといけないなという気持ちになりました。高校野球とプロではちょっと場所は違いますけど、気持ちはしっかり保ちつついきたい。ゼロに抑えれば負けない。スコアボードにゼロを並べられるような投球をしたい」と決意を口にした。
今季初先発となった前回18日のオリックス戦(楽天生命)では4回1失点も、81球を要して降板。今回は省エネ投球で5、6回まで投げ切ることが求められる。「前回の投球は久々の1軍登板というのもあって球数が増えてしまったのが良くなかった。もっとストライクゾーンで勝負できるようになれば。ボール自体は1軍で通用しないわけではないなというのはつかめた」と課題も見つかった一方で直球の威力に収穫も得た。
高卒6年目。“未完の大器”と言われてきた16年のドラ1。後輩たちに白星でエールを送る。(長井 毅)