
セ・パ両リーグの守備の名手を表彰する第51回「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内で行われ、3年ぶりに全受賞選手が出席した。
パ・リーグ外野手部門では2年連続受賞の辰己涼介外野手(25)が金色のジャケットで会場に現れた。
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金色に輝くド派手なジャケットに身を包んで登壇した楽天・辰己は「昨季受賞した時から(今年は)この衣装で出たいと思っていた。三井ゴールデン・グラブ賞。ゴールデンイーグルス。このゴールドのジャケット。来年は上下ともにゴールデンで出たい」と早くも3年連続の受賞を約束した。
一方で新たな衣装問題も浮上した。この日はスタイリストをつけて衣装を用意したが「来年全身、金にしてしまうと(再来年に)4年連続で賞を取った時に、歯まで金にしないといけなくなるのでどうしようかな。“歯止め”が利かなくなる」と苦笑いを浮かべた。
今季は119試合に出場し、キャリアハイとなる刺殺308、捕殺2、2失策で守備率9割9分4厘。抜群の安定感を示した。球団の外野手では初の2年連続のタイトル獲得にも満足感はなく、来季は守備率10割を目指す。
「基本的にはスタンディングで全て捕りたい。滑らないで捕れるなら滑らないで捕ったらいいんちゃうかなと。そこにうまさとか判断の良さを見いだしていけたら、プロフェッショナルでかっこいい」と守備の美学を語った辰己だったが、気になる衣装代について聞かれると「年俸の3倍です」と真顔で答えた。今季推定年俸3300万円。最後は若干滑っていた。(長井 毅)