6月29日、メットライフドームで行われた埼玉西武対オリックスのカード2戦目は、7対0で埼玉西武が完勝。完封負けを喫した前日の借りを返した。
試合は終始埼玉西武ペースだった。まずは1回裏、オリックスの先発・榊原翼投手から先頭の秋山翔吾選手が安打で出塁すると、続く源田壮亮選手が適時三塁打を放ち、わずか6球で先制に成功する。3番・外崎修汰選手も適時二塁打で続き、初回から2点を先取した。
3回裏にも、「腕をたたんでコンパクトに打てたと思います」と語る森友哉選手の適時打で1点を追加。頼もしい援護を得た先発・本田圭佑投手も、3回まで1安打3奪三振、無失点と上々の立ち上がりを見せた。
6回裏に愛斗選手の「前の2打席で情けない三振をしていたので、ただ喰らいついていく! その気持ちだけで打ちました!」と言う適時打と、金子侑司選手の1号2ランホームランでさらに3点を追加した埼玉西武。6対0と大量リードし、完全に試合の主導権を握る。8回裏にもダメ押しの1点を加えると、最終回は森脇亮介投手が締めて試合終了。
7対0で完封勝利した埼玉西武は、先発・本田投手が6回2安打無失点の好投。降板後、「0点に抑えることができ、球数も抑えることができたのはよかったです。また直球はキレがあったと思いますし、カーブも決まりました。そこは森が上手く引き出してくれました」と語った。オリックスは投手陣が踏ん張れず。先発・榊原投手は11試合連続QSを逃した。
文・鈴木海斗
埼玉西武がオリックスに完封返し! 16安打7得点、本田圭佑は6回無失点
パ・リーグ インサイト
2019.6.29(土) 17:14
