10月5日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの今季最終戦。2点を追う9回裏2死、今季限りでの現役引退を発表したオリックス・小谷野選手が、現役最終打席を迎えた。
9回の初め、ベンチで準備を始めた小谷野選手の目には涙が。ネクストバッターズサークルに入っても涙は止まらず、顔をクシャクシャにしながら打席へと向かう。小谷野選手の名前が代打としてコールされると、球場に詰めかけたファンからは大声援が送られ、オリックス応援団は通常の応援歌に加え、かつて在籍していた北海道日本ハムの応援歌を演奏する粋な計らいも見せた。
チームメイト全員がベンチから身を乗り出して見守る中、小谷野選手は福岡ソフトバンク・森投手の3球目を打ち返すも、結果は遊ゴロに。同時に試合も終了し、小谷野選手はあたたかい拍手に包まれて16年間のプロ生活に別れを告げた。
ベンチから男泣き、かつての応援歌も。小谷野栄一選手の現役最終打席は…
パ・リーグ インサイト
2018.10.5(金) 21:29
