21日にヤフオクドーム内の球団事務所で球団幹部が通告
福岡ソフトバンクは21日、市川友也捕手、江川智晃外野手、岡本健投手、美間優槻内野手の4選手に来季の契約を結ばない旨を通告した。江川と美間は現役を引退する意向で、市川、岡本の2選手は現役続行を希望している。
2009年のドラフト4位で巨人に入団した市川は2014年に金銭トレードで北海道日本ハムへ、2018年には再び金銭トレードで福岡ソフトバンクへ移籍していた。今季は1軍出場なし。「チャンスがあるのなら、選手としてプレーしたい」と現役続行を希望した。
2004年のドラフト1位で宇治山田商から福岡ソフトバンクに入団した江川は今季でプロ15年目。福岡ソフトバンク一筋でプロ生活を送ってきた江川は「やり切った感がある」と語り、今季限りで現役を引退する考えを示した。
岡本は2013年のドラフト3位で新日鉄住金かずさマジックから福岡ソフトバンクに入団。2018年9月に右肘の手術を受けて今季の1軍登板はなかった。「もう少しできるんじゃないかなと。現役を目指してやりたいと、そういうつもりでいます」と語った。
2018年7月に広島からトレードで加入した美間は「やり切った感はあるし、自分の中では野球に対して一区切りおこうかなと思っている」と現役引退の意向を示した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
記事提供: