勝てば3年連続日本S進出の鷹がリード広げる 4回にグラシアルがソロ、甲斐が適時二塁打

Full-Count 福谷佑介

2019.10.13(日) 15:11

4回にホームランを放った福岡ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
4回にホームランを放った福岡ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

3回に今宮のソロで先制すると、バンデンハークが直後のピンチを凌ぐ

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(CS・13日・メットライフ)

 福岡ソフトバンクが大きな追加点を奪った。13日、メットライフドームで行われたクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦。3回に今宮のソロで先制すると、4回にはグラシアルがファイナルステージ3発目となるソロ本塁打、甲斐の適時二塁打でさらにリードを広げた。

 3回に今宮がソロを放って先制。その直後、先発のバンデンハークが1死一、三塁で源田を投ゴロ併殺打に打ち取って窮地を脱した。すると、大きな追加点が福岡ソフトバンクに生まれた。

 4回、先頭打者として打席に立ったグラシアルが、埼玉西武先発の本田が投じた1ボールからの2球目を逃さなかった。逆球となり真ん中付近に入ってきたストレートを弾き返すと、打球は左中間スタンド中段に飛び込んだ。敵地の埼玉西武ファンは静まりかえり、右翼スタンドの福岡ソフトバンクファンは一気に沸き上がった。

 グラシアルは10日の第1戦、11日の第2戦でも本塁打を放っており、このファイナルステージ4試合で3本目の本塁打。さらに松田宣が中前安打で続くと、甲斐が左翼線を破る二塁打を放ち、松田宣が一塁から一気に生還して3点目。勝てば、日本シリーズ進出が決まる一戦で、福岡ソフトバンクがリードを広げた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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