福岡ソフトバンクが2戦連続で初回に先制 また工藤采配的中、先発復帰の中村晃が先制打

Full-Count 福谷佑介

2019.10.10(木) 18:16

初回に先制タイムリーを放った福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
初回に先制タイムリーを放った福岡ソフトバンク・中村晃※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

前日スタメンを外れた中村晃だったが、この日は5番でスタメンに復帰

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(CS・10日・メットライフ)

 福岡ソフトバンクが2試合連続で初回に先制点を奪い取った。10日、敵地メットライフドームで行われた埼玉西武との「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦。前日スタメンを外れた中村晃の右前適時打で、逆転勝ちを収めた初戦に続いて初回に先制点を奪い取った。

 また工藤公康監督の采配が的中した。1stステージで快音が響かず、状態の上がっていなかった中村晃。前日の第1戦ではスタメンから外す決断をしたが、この日はスタメンに戻した。そして「5番」で起用。これがいきなり先制点に繋がった。

 先頭の牧原が今井の初球を捉え、遊撃、左翼、 中堅のちょうど間にポトリと落ちる安打で出塁。今宮の犠打、柳田の一ゴロで三塁まで進むと、デスパイネが四球で繋いで2死一、三塁となった。ここで打席に立った中村晃は2ボール1ストライクからの4球目、今井の甘くなったスライダーを捉えた。

 打球は鋭いライナーとなって右前へ。三塁走者の牧原が本塁へと生還し、前日の流れそのままに幸先良く先制点を奪った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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