オープン戦終了、開幕へ「4日間しっかり考える」
北海道日本ハムが、25日のオープン戦最終戦の東京ヤクルト戦を3-1で勝利した。先発の加藤投手が5回途中を1失点で抑えると、その後は救援陣が零封。新外国人・アルシア選手にもオープン戦1号が飛び出した。
オープン戦は15試合で7勝5敗3分けの5位タイ。栗山監督は「この4日間しっかり考えます」と話し、30日の埼玉西武戦(札幌ドーム)で開幕するシーズンを見据えた。
以下は栗山監督の主な一問一答。
――白星でオープン戦を締めくくった。
「負けるよりは勝った方がいいですけど。いつもオープン戦が終わった後は足りないものがいっぱいあると思って終わる。もう行くしかないので、4日間をうまく使って開幕を迎えます」
――オープン戦を通して収穫として感じられたことは。
「コンディショニングがすべて整わなかったので、やりたいこと、打線の並びとかできなかったけど、それはただの言い訳でしかなくて。今までやってきたことを踏まえ、開幕から何とか道を作り、9月の終わりから10月頭に勝っている状況が大事。どう終わるか、そこだけをしっかりイメージしてやっていきます」
――若い選手たちがアピールした。
「本当にみんなよくやった。誰がということではなくて。選手たちには何度も説明していますが、優勝した時にどこにいるのかが大事。開幕がすべてではないし、人によって開幕する時期が違ってくる。そういうことを考えてやっているので、本人に対しては『アピールを受け止めてます』と伝えています」
――オープン戦で浮かび上がった課題は。
「課題というか、野球はピッチャーなので。そこのところが機能してくれることを信じて、前に進められたらと思います」
――今年のチームの勝ち方のイメージは。
「この4日間しっかり考えます。ベースとしてはもちろんピッチャー中心に守ってというのがありますけど、このメンバーの特徴は何かというのをしっかり打ち出して、戦っていければいいと思います」
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