東大出身ルーキー・宮台投手がプロ初登板で1回零封。栗山監督「いち早く確認」

Full-Count 石川加奈子

2018.3.25(日) 17:54

北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督(C)Full-Count
北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督(C)Full-Count

宮台投手が二軍戦で1回零封、栗山監督「彼は素晴らしい」

北海道日本ハムの東大出身ルーキー・宮台康平投手が24日、イースタン・リーグ横浜DeNA戦(鎌ケ谷)で“プロデビュー"を果たした。

2月上旬に腰を痛めて出遅れていたが、1イニングを1安打無失点と上々のスタートを切った。

6回に2番手としてマウンドへ上がると、左キラーぶりを発揮した。対戦した打者4人はいずれも左打者。9番の百瀬選手にいきなり3ボールとしても慌てなかった。フルカウントにすると、最後は141キロ低め直球で空振り三振に仕留めた。

続く1番の石川選手は125キロスライダーで見逃し三振。2番の関根選手に左前打を許したものの、3番の荒波選手は内角直球でつまらせて三ゴロに打ち取った。

札幌ドームで結果報告を受けた栗山英樹監督は「良かったね。この間、鎌ケ谷でいろいろな話をした。普通の人とは違う疑問とかいろんなことを感じているはずだけど、その辺の整理もついていたし、彼は素晴らしいよ」とうれしそうだった。

現在、中継ぎ投手陣は競争を繰り広げ、開幕一軍メンバーは固まっていない。

「下で投げているピッチャーの状況はいち早く確認している。今日も試合が終わってすぐに。宮台がいいのはわかっているし、(23日に登板した)北浦も良かった。こっちは先入観なくいい者を使うというだけ」と指揮官は開幕一軍の可能性にも触れた。

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Full-Count 石川加奈子

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