オリックス4連勝はならずも山岡投手が6回無失点。吉田正選手は2試合連発

パ・リーグ インサイト

2018.3.25(日) 16:44

京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神のオープン戦最終戦。昨日の試合では、先発したドラフト1位ルーキー・田嶋投手が6回2失点と試合を作り、開幕ローテーション入りに向けて順調な仕上がりを披露した。

今日の先発は2年目の山岡投手だ。前回登板では7回2失点と仕上がりの良さを見せている。今回の登板でも結果を残し、良い形でシーズンに臨みたいところ。対する阪神の先発は秋山投手だ。

初回、山岡投手は先頭打者に死球を与えるものの、結果的には3人で攻撃を終わらせる。しかし一方のオリックス打線は阪神の秋山投手を攻めきれず。試合は序盤から投手戦が繰り広げられ、両チームのスコアボードには0が並んだ。

試合が動いたのは6回裏。この回からマウンドに上がった阪神の髙橋聡投手の初球を、先頭の吉田正選手が捉えて、先制の本塁打を放つ。開幕を目前に控え、確実に状態を上げてきた若き大砲の2試合連続アーチで、オリックスが試合の均衡を破った。

先発の山岡投手は6回1安打無失点という内容でマウンドを降り、7回表は育成から支配下登録されたばかりの榊原投手が2奪三振を含む3者凡退に抑える。しかし、8回表にマウンドに上がった小林投手が本塁打を浴び、試合は1対1の振り出しに戻った。

9回表、危なげなく増井投手がきっちり3人で締めくくり、打線の奮起を待つも、その裏、阪神の藤川投手に抑え込まれて叶わず。試合はそのまま1対1の引き分けで終わった。

オープン戦最終戦白星はならなかったものの、山岡投手は6回を投げ1安打無失点。打たせて取る投球で阪神打線をきっちり封じ、結果を残した。今季も、先発の一角を担う活躍に期待したい。

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